土手かぼちゃと激辛唐辛子の収穫
窯場の小さな畑もコロナの自粛でほとんど行けず、植えた覚えのないカボチャが収穫できました。
自宅の生ゴミや雑草を堆肥化しているのですがどうやらそこから発芽したみたいです。
いわゆる土手カボチャです。
あまり美味しいとは言えないカボチャが7個も穫れました。
工夫してゆっくり加熱すれば甘みの少ないカボチャも甘みがまして美味しくなりますので、ゆっく
り消費しようと思っています。
種から育てた鷹の爪が暑さで枯れてしまってホームセンターで見つけて植えた激辛唐辛子の収
穫ができています。
少しずつ色づいて来ますので行くたびに少しづつ収穫します。
黄色いほうが8cmほどで赤いのが2cmくらいです。
いずれも焼けるような辛さがあとを引きます。
畑に残っているのは、発芽してしまった里芋を植えておいたのが結構立派な姿になってい
て、美味しいことを願うばかりです。
奥の小屋にポンプを設置します。コロナで身動きできませんでした。
作業場には上下水道が完備なのですが、奥の小屋は電気以外のインフラが無くて
敷地の中に湧き水があるのと横に小川が流れているので、ポンプさえあれば自由に水が
使えます。
早速、オークションで不動の浅井戸ポンプを見つけたので、分解したら中が錆でポンプ
が埋まっていました。
掃除して,鋳物部分の部品をクエン酸に漬けて錆取りしました。
まだ水を入れてないのですが、モータも快調ですので問題ないと思います。
中古の井戸ポンプは錆がいたずらしているときが、ほとんどですが、それさえ問題なけ
れば、あとはベアリングくらいですので、メンテナンスは難しくないと思います。
さて、湧水を使おうか川の水を汲み上げようかそれとも浅い井戸を作ろうか!
以前はこの小川がこの地域の水道の水源だったのですが、もっと量のある水源に変わっ
て今は農業用水として使われるだけです。
湧水の下にタンクを置いてポンプアップするのが一番簡単ですが、塩ビ管を使う井戸も
面白そうでしばらく楽しめそうです。
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高温温度計の話
高温温度計で一番よく使われているのは熱電対温度計ですが、焼き物に使われるのは殆どがR型の熱電対です。
R型の熱電対はプラチナの合金を使っているので1400℃まで計れます。
ただ、大分高価なものになります・
いっぽう、K型はニッケル合金のため最高温度が1000℃ほどです。
写真のK型熱電対はステンレスのケースに入っているので1150℃まで大丈夫とのことですが、1000℃以下で使う方が安全かと思っています。
非常に安価に手に入るのが魅力的です。
楽焼きなら、ほぼ温度をカバーできます。
私もガス窯で楽焼をやるときはK型熱電対を使っています。
初めて薪窯を作られる方はR型の熱電対と表示器を買うと結構な出費になりますからゼーゲルコーンを使われれば、安価に温度を知ることが出来ます。
窯に温度計の穴を開けるにはハンマードリルが便利です
新たに温度計を付けるために耐火煉瓦に穴を開けるには、ハンマードリルを使うと簡単です。
ハンマードリルはコンクリートを壊したり、穴を開けたり、アッセンブリーを付ければ土を叩いて締めるランマーとしても使えます。
建機リースで借りるとビットを用意しないといけなくてレンタル料も結構な金額なので、私はオークションでジャンクのドリルを買って自分で整備しました。
たまたまドリルビットとチゼルが付いていたのを見つけたのでラッキーでした。チゼルでも3000円以上しますから、ドリルビットはそれよりさらに高額でなかなかハードルが高いです。
今回は耐火煉瓦に穴を開けましたが、私の持っている熱電対の太さが2種類あるので太いほうに合わせて20㎜のドリルビットを使いました。
結構な振動がありますので初めての方は気をつけてください!!
煙道で焼くための工夫
焚き口は角窯から出てくる煙道の始まり部分をレンガ2段ほど持ち上げて作りました。
煙道は幅が約30㎝で長さ約1Ⅿほどありますから、結構な数の作品を入れられます。
煙突部分には下部にバカ穴と呼ばれる空気穴が開いています。
煙突の引きが強過ぎるとき穴を調節して2次エアー入れての煙の引き量を調節します。
上部の棚板も、蓋をすることで煙の引きを調節します。
熱電対温度計を前後に2本付けられますから、火前、火裏の温度が監視できます。